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過去形と現在完了形、

こんな時、どっちを使うの?

と悩んだ経験はありませんか。

 

どう違うのかわからない、

どっちでもいいんじゃ

ないの? と思うことも

あるかもしれません。

 

おまけに過去完了形まで

あって、なんだかわけが

わからない。

 

どんな時に使うの?と

疑問を感じたこともあるかと

思います。

 

そこで今回は、

3つの例文を使って

その違いや使い方を解説しますので

参考にしてくださいね。

 

過去形と現在完了形

まずは、英語の「過去形」と

「現在完了形」の違いを理解しましょう。

 

過去形は 過去のある時点での

出来事などを説明するのに使います。

 

一方、現在完了形は 現在という

言葉からわかるように 過去と

現在とのつながりがある、過去に

始まったことが今も続いている、

関わっている、ことを表現します。

 

ですので、その違いを一言で

表すと、現在と関係があるか、ないか

いうことなのです。

 

形の上では

過去形は 

主語+動詞の過去形

現在完了形は

主語+have/has+動詞の完了形

の違いがあります。

それでは、例をあげて説明しましょう。

 

例文 その1

「時計をなくした」

① I lost my watch.

② I have lost my watch.

 

①の文は過去形で ただ単に過去に

時計をなくした、と伝えているだけなので、

今は見つかって持っているかもしれないし

見つからないままなのかもしれません。

 

②の文は現在完了形で 

過去に時計をなくして、

現在も見つかっていない、

という過去から現在につながる状況表しています。

 

例文 その2

「弟が私のケーキを食べた」

① My brother ate my cake yesterday.

② My brother has eaten my cake.

昨日 学校から帰ったら食べようと

冷蔵庫に入れておいたケーキが

弟に食べられてしまいました。

 

①の過去形の文は 

次の日、学校で友達に事実として報告しているだけですが、

 

②の現在完了形は 

昨日遊びに来た友達に、

「(ねえ、聞いてよ)弟が私のケーキ食べちゃったの。」

せっかく食べようととっておいたのに

なくなってしまって残念な感じ伝わります。

 

例文 その3

「春が来た」

① Spring came.

② Spring has come.

①の文は 絵本などの

「春が来ました。森では動物たちが‥」

のような場面で、

淡々と過去の状況を伝えているだけですが、

 

②の文は 童謡の「春が来た」のように

待ち望んでいたが春がやっと来て、

山も野も春になった、今春なんだ、

寒い冬からのつながり感じられます。

 

過去完了形とは?

次は過去完了形です。

英語の過去完了形は現在完了形の視点が

現在から過去にシフトしたニュアンスです。

 

過去のあるときまで、それよりもっと

過去から続いていた、関わっていた、

ということを表現するので、

 

過去完了形が単独で使われることは

少なく、過去形の文との組み合わせ

使われるのが普通です。

 

形式的には現在完了形の 

have/has

had になります。

 

例文 その1

I had lost my watch 

when I met you three days ago.

「三日前にあなたに会った時、

 私はもう時計をなくしていたんです」

 

三日前という過去の日より、

もっと前に時計をなくし

三日前にはもう時計はなかった、

ということを表しています。

 

例文 その2

My brother had eaten my cake

when I came back from school.

「学校から帰って来たら 

弟が私のケーキを食べちゃっていた」

学校から帰った過去の時点に

もうケーキは食べられてなくなっていた

ことがわかります。

 

例文 その3

Spring had come 

when the bears woke up.

「クマたちが目覚めたときに

もう春が来ていました」

 

冬眠しすぎた?クマが目覚めたら

いつの間にか春になっていた、と

いうことですね。

 

まとめ

本日は過去形と完了形の

表すニュアンスの違いや

使い方を3つの例文で

それぞれ解説しましたが

いかがでしたでしょうか。

 

もう一度まとめると、

過去形は過去のある時点に焦点を当て、

その時のことだけを点で表現し、

 

現在完了形は過去のある時点から現在に

繋がっている、関わってることを

表現でしたね。

 

形の上では、過去形と

have/has + 過去分詞形の

違いがありました。

 

また、過去完了形は

時が一つずれた感じで、

過去のある時点と 

それより前の過去とのつながり

表しました。

 

過去完了形の文は 過去の文と

ともに使われることが多いんでしたね。

 

日本語にはない時間の感覚なので、

ぜひマスターしてくださいね。

 

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