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「もし~でなければ」の < if not > は < unless > と
同じなのでしょうか?
if not = unless とは限らないということを
説明したいと思います。
if not = unlessが成り立つ場合
if not = unless が成り立つ場合も
たくさんあります。
例えば
「明日雨降りじゃないなら、泳ぎに行くよ」
I’ll go swimming if it’s not rainy tomorrow.
I’ll go swimming unless it’s rainy tomorrow.
上の文を下の文に書き換えても問題はありません。
でも、次の場合はどうでしょう。
if not=unlessが成り立たない場合
「彼がプレゼントをあげなければ、彼女は怒るだろう」
She’ll be angry if he doesn’t give her a present.
She’ll be angry unless he gives her a present.
これではまるで彼女と彼がプレゼントだけで
繋がってるみたいです。彼女は彼が約束を
すっぽかしたりしたらもっと怒るでしょうから
この書き換えは何かおかしいことがわかると思います。
英語の文法書には
unless = except if
とあります。
if 以下の場合を除いて、ということなのです。
すなわち、if 以下のことが主となる文を否定する
唯一の条件となるときに使える接続詞なのです。
最初の例は 雨さえ降らなければいいわけなので
unless = if not が成り立っているのですが
二つ目の例では 成り立ちませんね。
したがって、
unless = if not はいつも正しいとは限らないので、
unless = except if
「if 以下の条件を除いて」と
覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
本日は unless = if not が
いつも成り立つわけではないことを
解説しました。
もう一度おさらいすると、
unless = except if で
「if 以下(という唯一)の条件を除いて」
と覚えておくのが正しいということ
でしたね。
英語の単語やフレーズ=日本語の単語や
フレーズ、がいつも成り立つわけではない
という一例を解説しました。
ぜひ参考にしていただければと思います。
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